01 ストレスが、バランスを崩す「最初のズレ」を生む
思春期に進行する側弯症も、大人になってから痛みと共に現れる側弯症も、その背景には、脳がストレスにどう反応しているかが、深く関わっています。
大人にとっては、長年のストレスの蓄積が、背骨そのものを変形させてしまう『根本原因』となります。
10代にとっては、発症のきっかけ自体は不明とされています。しかし、誰にでも存在する、ごく僅かな骨格の非対称性や、神経・筋肉の反応の左右差。この、普段は全く問題にならないほどの“ズレ”が、この時期特有の爆発的な「成長のエネルギー」によって、時間と共に大きく増幅されてしまうのです。
そして、学校や人間関係といったストレスから生まれる『無意識の体の緊張』は、10代にとっては歪みをさらに悪化させてしまう最大の『追い打ち』となり、大人にとっては、その『根本原因』をさらに加速させる引き金となるのです。
この段階では、ほとんどの方が、この全身のバランスのズレが、背骨の歪みに直結しているとは思いもしません。
